CDの輸入が禁止されるかもしれない、という話はみなさんご存知ですか?
現在、国会で審議されている「著作権法」の改正案のことなのですが、
表向きは「著作権保護の観点から、日本人アーティストの音楽CDが逆輸入で安価に
国内に入ってくることを防ぐ」というのが建前になっています。
しかし、実際には、レコード会社に「レコード輸入権」を与え、「洋邦を問わず、
海外で流通しているCDの国内流入を防ぐことができるようにする」法案らしいのです。
数字的には、建前となっている逆輸入CDは全邦楽CDのうちの0.3%程度ですが、
洋楽CDは売り上げの半分近くが輸入盤らしいので、何が目的かは明白です。
つまり、CCCDで国内発売した洋楽CDの売り上げを、米国や英国で流通している
通常のCDに食われないように、輸入を禁止するつもりなのではないでしょうか!?
案の定、今の日本レコード協会の会長がCCCDを最初に導入したエイベックスの会長
なのですから、いくら「並行輸入をやめるつもりはない」と言われても、鵜呑みに
できるものではありません。
しかもこの法案、すでに参議院での審議は終了していて、今国会が閉会する6月には
成立する見込みとのこと。
日本のレコード会社は、消費者を無視したことを、またやらかそうとしています。
みなさんは、どうお考えになりますか?
(レコードコレクターズ6月号144・145頁から抜粋しました。)
現在、国会で審議されている「著作権法」の改正案のことなのですが、
表向きは「著作権保護の観点から、日本人アーティストの音楽CDが逆輸入で安価に
国内に入ってくることを防ぐ」というのが建前になっています。
しかし、実際には、レコード会社に「レコード輸入権」を与え、「洋邦を問わず、
海外で流通しているCDの国内流入を防ぐことができるようにする」法案らしいのです。
数字的には、建前となっている逆輸入CDは全邦楽CDのうちの0.3%程度ですが、
洋楽CDは売り上げの半分近くが輸入盤らしいので、何が目的かは明白です。
つまり、CCCDで国内発売した洋楽CDの売り上げを、米国や英国で流通している
通常のCDに食われないように、輸入を禁止するつもりなのではないでしょうか!?
案の定、今の日本レコード協会の会長がCCCDを最初に導入したエイベックスの会長
なのですから、いくら「並行輸入をやめるつもりはない」と言われても、鵜呑みに
できるものではありません。
しかもこの法案、すでに参議院での審議は終了していて、今国会が閉会する6月には
成立する見込みとのこと。
日本のレコード会社は、消費者を無視したことを、またやらかそうとしています。
みなさんは、どうお考えになりますか?
(レコードコレクターズ6月号144・145頁から抜粋しました。)
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出てましたね、今日のミュージックステーションに。
実は、彼らの出身地、山梨県東八代郡御坂町の隣の町に
住んでます。
で、9日の町民限定ライヴについても、めざましテレビで
結構大きく取り上げられて、何かビックリです。
メジャーじゃん、みたいな(笑)。
そもそも、山梨出身を大々的にアピールするミュージシャンって
いなかったんですよね。むしろ、できれば隠したいというか。
ブームのミヤ先輩なんかも「島唄」売れてる頃はそんな感じでした。
だから、東京のハコとかにも進出してるバンド仲間には、
「頑張って有名になってね。で、山梨出身って堂々と言ってね。
それが県内のアマチュア・ミュージシャンの励みになるんだから。」
なんて言ってるので、今回の件は単純に嬉しいです。
これを機に、地元の音楽シーンが盛り上がると良いな。(^-^)
実は、彼らの出身地、山梨県東八代郡御坂町の隣の町に
住んでます。
で、9日の町民限定ライヴについても、めざましテレビで
結構大きく取り上げられて、何かビックリです。
メジャーじゃん、みたいな(笑)。
そもそも、山梨出身を大々的にアピールするミュージシャンって
いなかったんですよね。むしろ、できれば隠したいというか。
ブームのミヤ先輩なんかも「島唄」売れてる頃はそんな感じでした。
だから、東京のハコとかにも進出してるバンド仲間には、
「頑張って有名になってね。で、山梨出身って堂々と言ってね。
それが県内のアマチュア・ミュージシャンの励みになるんだから。」
なんて言ってるので、今回の件は単純に嬉しいです。
これを機に、地元の音楽シーンが盛り上がると良いな。(^-^)
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今日はニュー・ウェイヴで行きましょう!
私が洋楽を聴き始めた70年代後期から80年代初期、
巷ではパンク〜ニュー・ウェイヴ一色でした。
もっとも、当時は耳にするすべてが新鮮で、
冷静にジャンル分けなんかしてませんでしたケド。。。
今日聴いているのは、その中で「ニュー・ロマンティック」という
ワケのわかんないジャンルの代表的存在DURAN DURANのベスト盤
『DECADE』です。
最近、オリジナル・メンバーで再結成&来日も果たしましたが、
このベストが出た当時は、ギター&ドラムが抜けたトリオになって
間もない頃でした。
まぁ、ベスト盤ですから、あまり関係ないですね。
久々に聴いて思ったのは、「曲が良い」ですねぇ〜。
さすがに、サウンド的には時代を感じさせるものがありますが、
歌メロが非常にPOPなんですね。
なおかつ、この手のジャンルにありがちなヴォーカルの線の細さが、
サイモン・ル・ボンからはあまり感じられない、言い換えれば、
「しっかり」と歌い上げてくれていることもポイントです。
(もちろん、そーゆーありがちなヴォーカルも否定はしませんが。)
あとは、躍動的なリズムですかね。単純に、踊れます。
今年から定期購読している「レコード・コレクターズ」の最新号で
ニュー・ウェイヴを特集していたせいで、最近はこの手のジャンルに
ハマッてます。FRANKIE GOES TO HOLLYWOODとかSCRITTI PORITTIとか
ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARKとか。。。
近々、AmazonでBOW WOW WOWやADAM & THE ANTSやRIP RIG & PANICの
購入も計画してます。
あ!NORAH JONESも買わなくちゃ。。。
私が洋楽を聴き始めた70年代後期から80年代初期、
巷ではパンク〜ニュー・ウェイヴ一色でした。
もっとも、当時は耳にするすべてが新鮮で、
冷静にジャンル分けなんかしてませんでしたケド。。。
今日聴いているのは、その中で「ニュー・ロマンティック」という
ワケのわかんないジャンルの代表的存在DURAN DURANのベスト盤
『DECADE』です。
最近、オリジナル・メンバーで再結成&来日も果たしましたが、
このベストが出た当時は、ギター&ドラムが抜けたトリオになって
間もない頃でした。
まぁ、ベスト盤ですから、あまり関係ないですね。
久々に聴いて思ったのは、「曲が良い」ですねぇ〜。
さすがに、サウンド的には時代を感じさせるものがありますが、
歌メロが非常にPOPなんですね。
なおかつ、この手のジャンルにありがちなヴォーカルの線の細さが、
サイモン・ル・ボンからはあまり感じられない、言い換えれば、
「しっかり」と歌い上げてくれていることもポイントです。
(もちろん、そーゆーありがちなヴォーカルも否定はしませんが。)
あとは、躍動的なリズムですかね。単純に、踊れます。
今年から定期購読している「レコード・コレクターズ」の最新号で
ニュー・ウェイヴを特集していたせいで、最近はこの手のジャンルに
ハマッてます。FRANKIE GOES TO HOLLYWOODとかSCRITTI PORITTIとか
ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARKとか。。。
近々、AmazonでBOW WOW WOWやADAM & THE ANTSやRIP RIG & PANICの
購入も計画してます。
あ!NORAH JONESも買わなくちゃ。。。
You Don’t Know What Love Is
2004年3月1日 音楽ニュー・オーリンズだの、ニュー・ウェイヴだの言ってたくせに
以前ボデガでライヴもやったジャズ・ピアニスト
「エディ・ヒギンス」のピアノ・ソロ
『あなたは恋を知らない〜You Don’t Know What Love Is〜』
を買いました。
内容的には、スタンダードやポピュラーを
歌心溢れる繊細なタッチで奏でていて、
とても気に入りました。
ソロの上に、非常にクリアに録音されているので、
ペダルを踏む音までしっかり聞こえて、
あたかもそこでヒギンス氏が弾いているようです。
(実物を見ているせいかもしれませんが。。。)
部屋を薄暗くして、バーボンかウイスキーなんぞを
飲みたくなりますね。(^-^;
逆に、車内で聴くと、居眠り注意です(爆)。
ただ、SACDの特性なのか、中音域が歪み気味に聞こえます。
再生機がボロだったり、安かったりするからかもしれませんが、
ちょっと気になりますね。
カセットに落としたりして、わざとローファイで聴くのも
味があるかも?
以前ボデガでライヴもやったジャズ・ピアニスト
「エディ・ヒギンス」のピアノ・ソロ
『あなたは恋を知らない〜You Don’t Know What Love Is〜』
を買いました。
内容的には、スタンダードやポピュラーを
歌心溢れる繊細なタッチで奏でていて、
とても気に入りました。
ソロの上に、非常にクリアに録音されているので、
ペダルを踏む音までしっかり聞こえて、
あたかもそこでヒギンス氏が弾いているようです。
(実物を見ているせいかもしれませんが。。。)
部屋を薄暗くして、バーボンかウイスキーなんぞを
飲みたくなりますね。(^-^;
逆に、車内で聴くと、居眠り注意です(爆)。
ただ、SACDの特性なのか、中音域が歪み気味に聞こえます。
再生機がボロだったり、安かったりするからかもしれませんが、
ちょっと気になりますね。
カセットに落としたりして、わざとローファイで聴くのも
味があるかも?
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『GUMBO』
2004年2月27日今日はニュー・オーリンズもので、DR.JOHNの『GUMBO』を。
うーん、、レイドバックしていて良い感じ。
先日ご紹介したX.Y.Z.→Aを爆音で聴いた後だったので、
なおさら「ほのぼの」と聴いてしまいました。
この手のジャンルは、ジャズもR&Bもソウルもロックも
ごちゃ混ぜなので、あまり深く考えずに、気楽に流して聞くのが
良いようです。
ピアノがコロコロいってて、微笑ましいというか。。。
声はどちらかというとドブ声ですけど。
今は亡き「どんと」がローザ・ルクセンブルグの後に結成した
BO GUMBOSってこれが元ネタなのね、と納得してしまいました。
(BOは、多分ボ・ディドリー)
そういえば、ビートルズの『LET IT BE』の元になった
『GET BACK』アルバムは、当時流行し始めていたアメリカ南部の
スワンプ・ロックを取り入れようとしていた、という説があるの
ですが、どうやらその辺が最近の私のツボのようです。
次は、サザンのモチーフになったリトル・フィートかな?
うーん、、レイドバックしていて良い感じ。
先日ご紹介したX.Y.Z.→Aを爆音で聴いた後だったので、
なおさら「ほのぼの」と聴いてしまいました。
この手のジャンルは、ジャズもR&Bもソウルもロックも
ごちゃ混ぜなので、あまり深く考えずに、気楽に流して聞くのが
良いようです。
ピアノがコロコロいってて、微笑ましいというか。。。
声はどちらかというとドブ声ですけど。
今は亡き「どんと」がローザ・ルクセンブルグの後に結成した
BO GUMBOSってこれが元ネタなのね、と納得してしまいました。
(BOは、多分ボ・ディドリー)
そういえば、ビートルズの『LET IT BE』の元になった
『GET BACK』アルバムは、当時流行し始めていたアメリカ南部の
スワンプ・ロックを取り入れようとしていた、という説があるの
ですが、どうやらその辺が最近の私のツボのようです。
次は、サザンのモチーフになったリトル・フィートかな?
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X.Y.Z.→ALIVE
2004年2月25日 音楽X.Y.Z.→Aの2枚組ライヴ『X.Y.Z.→ALIVE』を。
このアルバムも、アンセムとは別の意味で「濃い」です。
1回のライヴを差し替えなしで発表しているので、どちらかというと
デルモ・ヴァージョンの方に近いですね(爆)。音質も極上とは言い難い。
最初のうち橘高がモタり気味でノリ切れないこと、ニイちゃんの歌が
フェイクが多いこと、エロネタの掛け合いがカットされていること(爆)
などが不満ですが、聴き進んでいく内に、イエスタデイでのライヴが
思い出されて盛り上がってきます。
編成上小さい音で聴くと、スカスカでショボくなってしまうので、
できる限り大きい音で聴くことをオススメします。
このアルバムも、アンセムとは別の意味で「濃い」です。
1回のライヴを差し替えなしで発表しているので、どちらかというと
デルモ・ヴァージョンの方に近いですね(爆)。音質も極上とは言い難い。
最初のうち橘高がモタり気味でノリ切れないこと、ニイちゃんの歌が
フェイクが多いこと、エロネタの掛け合いがカットされていること(爆)
などが不満ですが、聴き進んでいく内に、イエスタデイでのライヴが
思い出されて盛り上がってきます。
編成上小さい音で聴くと、スカスカでショボくなってしまうので、
できる限り大きい音で聴くことをオススメします。
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THIS LEFT FEELS RIGHT
2003年11月4日たまには新譜もレビューしないといけませんよね。
というわけで今日はボン・ジョヴィの新譜(リテイク・ベスト)『THIS LEFT FEELS RIGHT』をご紹介しませう。
もはや世界的なロック・バンドとして君臨している彼らですが、もともとはハード・ロックのフィールドで語られていました。今回のアルバムは、そんな彼らが随分遠いところまで行ってしまったことを痛感させられるものになっています。
もちろんそれは肯定的な意味で言っているのですが、あの時代のアンセムがこんなふうに大人のロックに生まれ変わったのを聴くとそう思うのです。その代表的な例「Lay Your Hands On Me」や「You Give Love A Bad Name 」なんかが特にお気に入りです。
あと、ボン・ジョヴィの曲は、リズムのバリエーションがあまりないんですが、クラプトンのアンプラグドのような前述の「You Give〜」やワルツになった「Born To Be My Baby」や逆に四拍子になった「Bed Of Roses」のように、リズム的にも面白くなった曲も少なくありません。
その他、「Wanted Dead Or Alive」のアレンジや「Livin’ On A Prayer」のデュエットなんかも良いアクセントになってまして、詰まるところアコースティック・アルバムだとは思うのですが、決して飽きることはありません。また、アコギながら、ここ数作の中では、リッチーが一番弾きまくってますし、ボーナスDVDの方は、普通にアコースティックしていて、3,360円払っただけのことはありました。
うーん、やられた!
というわけで今日はボン・ジョヴィの新譜(リテイク・ベスト)『THIS LEFT FEELS RIGHT』をご紹介しませう。
もはや世界的なロック・バンドとして君臨している彼らですが、もともとはハード・ロックのフィールドで語られていました。今回のアルバムは、そんな彼らが随分遠いところまで行ってしまったことを痛感させられるものになっています。
もちろんそれは肯定的な意味で言っているのですが、あの時代のアンセムがこんなふうに大人のロックに生まれ変わったのを聴くとそう思うのです。その代表的な例「Lay Your Hands On Me」や「You Give Love A Bad Name 」なんかが特にお気に入りです。
あと、ボン・ジョヴィの曲は、リズムのバリエーションがあまりないんですが、クラプトンのアンプラグドのような前述の「You Give〜」やワルツになった「Born To Be My Baby」や逆に四拍子になった「Bed Of Roses」のように、リズム的にも面白くなった曲も少なくありません。
その他、「Wanted Dead Or Alive」のアレンジや「Livin’ On A Prayer」のデュエットなんかも良いアクセントになってまして、詰まるところアコースティック・アルバムだとは思うのですが、決して飽きることはありません。また、アコギながら、ここ数作の中では、リッチーが一番弾きまくってますし、ボーナスDVDの方は、普通にアコースティックしていて、3,360円払っただけのことはありました。
うーん、やられた!
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Thalia Con Banda/Grandes Exitos
2003年10月28日先日メールオーダーしたタリアのアルバム『Thalia Con Banda/Grandes Exitos』が届いたので、それについて書きましょう。
結論から言うと、『THALIA(2003年)』とは全然別モノですね。っていうか、本当に同じヒト?って感じです。アレンジがマリアッチ・スタイルなんで全体の雰囲気が違ってくるのは当然ですが、タリアの歌が別人かと思うほど違います。英語版では猫かぶってるのかと邪推してしまうほどです。そのちょっとはすっぱな感じの力強い歌は、スペイン語とあいまって情熱的で官能的。スペイン語というとグロリア・エステファンの『CARIBIAN SOUL』もお気に入りの一枚なんですが、あちらはキューバ音楽寄りでもっとレイドバックしているのに対して、こちらはまさにラテン!って感じです。ウー、ビバ・メキシコ!メキシコというと、ついついトリオ・ロス・パンチョスをイメージしてしまうのですが(笑)、このアルバムの曲はもともとタリアのヒット曲なので、とてもPOPに仕上がっていて、抵抗なく聴けると思います。
ここに来て彼女の過去のアルバムがまとめて日本発売されているので、一気にブレイクするかもしれませんね。(^-^)
結論から言うと、『THALIA(2003年)』とは全然別モノですね。っていうか、本当に同じヒト?って感じです。アレンジがマリアッチ・スタイルなんで全体の雰囲気が違ってくるのは当然ですが、タリアの歌が別人かと思うほど違います。英語版では猫かぶってるのかと邪推してしまうほどです。そのちょっとはすっぱな感じの力強い歌は、スペイン語とあいまって情熱的で官能的。スペイン語というとグロリア・エステファンの『CARIBIAN SOUL』もお気に入りの一枚なんですが、あちらはキューバ音楽寄りでもっとレイドバックしているのに対して、こちらはまさにラテン!って感じです。ウー、ビバ・メキシコ!メキシコというと、ついついトリオ・ロス・パンチョスをイメージしてしまうのですが(笑)、このアルバムの曲はもともとタリアのヒット曲なので、とてもPOPに仕上がっていて、抵抗なく聴けると思います。
ここに来て彼女の過去のアルバムがまとめて日本発売されているので、一気にブレイクするかもしれませんね。(^-^)
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SONGS IN THE ATTIC
2003年10月27日今日の一枚は、残念ながらライヴ活動は止めてしまったビリー・ジョエルが1981年にリリースしたライブ・アルバム『SONGS IN THE ATTIC』を。
私が初めて購入した彼のアルバムは、前作の『GLASS HOUSES』だったんですが、あまりの素晴らしさにすっかりファンになってしまいました。で、次のアルバムを楽しみにしていたところに初のライブ・アルバムですから、これは期待せずにはいられませんよね。ところが、フタを開けてビックリ!当然グレイテスト・ヒッツ・ライブを予想していたところに、『THE STRANGER』で大ブレイクする前の初期の4枚から選ばれた、ヒット曲を一切(「PIANO MAN」や「NEW YORK STATE OF MIND」さえ)含まないマニア向けのアルバムだったのですから。。。
データを見ると、前作の国内ツアーからの抜粋のようなので、各地でのコアなファン向け(ある意味でヒット曲を演奏せざるをえないことへの自身のガス抜き)のコーナーをよりすぐったものなのでしょう。なので、演奏は気合充分だし、ビリーの歌も素晴らしい出来です。
当時は何故こんな選曲なのか納得できなかったのですが、自分で曲を書くようになってから、少し理解できるようになりました。作り手にとっては、どの曲も可愛い我が子のようなもので、特定の曲ばかりが取り上げられるのは不本意なのです。「PIANO MAN」「JUST THE WAY YOU ARE」「MY LIFE」「YOU MAY BE RIGHT」だけじゃないぞ、ということなのでしょう。「ATTIC=屋根裏部屋」にしまい込んだ昔の宝物に再び巡り会えた気分です。と言いたいところですが、当時の自分にとっては、全部新曲と同じだったんですけどね。。。(^-^; 個人的には「THE BALLAD OF BILLY THE KID」がお気に入りですね。
自分にとって、数少ないライヴを観た外タレ(死語)なんで、是非またライヴ演って欲しいのですが。。。
私が初めて購入した彼のアルバムは、前作の『GLASS HOUSES』だったんですが、あまりの素晴らしさにすっかりファンになってしまいました。で、次のアルバムを楽しみにしていたところに初のライブ・アルバムですから、これは期待せずにはいられませんよね。ところが、フタを開けてビックリ!当然グレイテスト・ヒッツ・ライブを予想していたところに、『THE STRANGER』で大ブレイクする前の初期の4枚から選ばれた、ヒット曲を一切(「PIANO MAN」や「NEW YORK STATE OF MIND」さえ)含まないマニア向けのアルバムだったのですから。。。
データを見ると、前作の国内ツアーからの抜粋のようなので、各地でのコアなファン向け(ある意味でヒット曲を演奏せざるをえないことへの自身のガス抜き)のコーナーをよりすぐったものなのでしょう。なので、演奏は気合充分だし、ビリーの歌も素晴らしい出来です。
当時は何故こんな選曲なのか納得できなかったのですが、自分で曲を書くようになってから、少し理解できるようになりました。作り手にとっては、どの曲も可愛い我が子のようなもので、特定の曲ばかりが取り上げられるのは不本意なのです。「PIANO MAN」「JUST THE WAY YOU ARE」「MY LIFE」「YOU MAY BE RIGHT」だけじゃないぞ、ということなのでしょう。「ATTIC=屋根裏部屋」にしまい込んだ昔の宝物に再び巡り会えた気分です。と言いたいところですが、当時の自分にとっては、全部新曲と同じだったんですけどね。。。(^-^; 個人的には「THE BALLAD OF BILLY THE KID」がお気に入りですね。
自分にとって、数少ないライヴを観た外タレ(死語)なんで、是非またライヴ演って欲しいのですが。。。
熱い胸さわぎ
2003年10月23日今日は初心に還る一枚を。
そもそも私がロックを好きになり、楽器を演奏しようとまで思ったきっかけはサザン・オールスターズのデビューだったんですが、今日はそのデビュー作『熱い胸さわぎ』を聴いてます。
このサザン、とかく桑田佳祐氏一人が取り上げられることが多いんですが、決して彼のワンマン・バンドではありません。少なくとも、このファースト・アルバムを聴く限りでは、しっかりまとまったバンドのサウンドです。ご承知のとおり青山学院大学の音楽サークル「ベター・デイズ」のメンバーを中心として結成されていて、初めて彼らが演奏しているのを見たとき、「楽しそうに演ってるなぁ」と感じたものでした。
で、内容なんですが、今改めて聴いてみると、自分の音楽的嗜好の基本になっているのがわかって笑ってしまいました。もちろん、当時の彼らは皆20代前半ですから、稚拙さが感じられるのは致し方ないとしても、歌謡曲、ロック、ボサノバ、レゲエと様々なジャンルのアレンジが楽しめます。最近、ここまでバラエティに富んだアルバムってないよなぁ、と改めて感心してしまいました。この辺が、自分の「何でもあり」な嗜好につながってるんでしょうね。
自分にとって最も重要なバンドなので、色々と書きたいことはヤマほどあるんですが、その辺はHPの「extra issue」に書いてますので、興味を持たれた方はそちらもご覧ください。(^-^;
そもそも私がロックを好きになり、楽器を演奏しようとまで思ったきっかけはサザン・オールスターズのデビューだったんですが、今日はそのデビュー作『熱い胸さわぎ』を聴いてます。
このサザン、とかく桑田佳祐氏一人が取り上げられることが多いんですが、決して彼のワンマン・バンドではありません。少なくとも、このファースト・アルバムを聴く限りでは、しっかりまとまったバンドのサウンドです。ご承知のとおり青山学院大学の音楽サークル「ベター・デイズ」のメンバーを中心として結成されていて、初めて彼らが演奏しているのを見たとき、「楽しそうに演ってるなぁ」と感じたものでした。
で、内容なんですが、今改めて聴いてみると、自分の音楽的嗜好の基本になっているのがわかって笑ってしまいました。もちろん、当時の彼らは皆20代前半ですから、稚拙さが感じられるのは致し方ないとしても、歌謡曲、ロック、ボサノバ、レゲエと様々なジャンルのアレンジが楽しめます。最近、ここまでバラエティに富んだアルバムってないよなぁ、と改めて感心してしまいました。この辺が、自分の「何でもあり」な嗜好につながってるんでしょうね。
自分にとって最も重要なバンドなので、色々と書きたいことはヤマほどあるんですが、その辺はHPの「extra issue」に書いてますので、興味を持たれた方はそちらもご覧ください。(^-^;
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TICKET TO RIDE
2003年10月21日今日はジャパメタから一枚。
80年代のジャパメタ・ブームの頃からインディーズで頑張っているサーベル・タイガーから昨年脱退したギター以外の3人が、若いギタリスト2人と組んだバンド、SIXRIDE(シックスライド)のデビュー・アルバム『TICKET TO RIDE』です。
サーベル時代から下山のヴォーカルには定評がありましたが、そんな彼の歌を前面に押し出したアルバムに仕上がっています。何より日本語で歌っているのが嬉しいですね。最近の若いジャパメタ・バンドは英語で歌うケースが多く(サーベルやダブル・ディーラーでは下山もそうでしたが)、いい加減辟易していたもので。。。やはり歌詞だって曲を構成する大事な要素なんだから、ネイティブな日本語で歌うべきだと思うんですよねぇ。アンセムみたいにやればできるんですから。
と、日本語で歌うことは評価しましたが、歌っている内容はいただけません。表現したいことがあるのは良いんですが、押し付けがましいというか、説教くさいというか。。。「あんた何様?」と感じる部分もちらほら。
あと、確かに良い歌メロだとは思うんですが、いかんせん詰め込みすぎで聴いている方は息が詰まります。かつてイングヴェイ・マルムスティーンがアルカトラスのライヴでそうだったように、スキあらば歌を詰め込むという感じです。他の楽器のオブリガードやカウンター・メロディーとの相乗効果が図れるような「間」が欲しかったと思います。
とにかく、流して聞くことは許されず、ステレオと対峙して聴くことを求められるアルバムですね。あー、疲れた。
ちなみにこのアルバム、発売2週間後に定価の半値近くで中古で入手しました。ということは、うーん。。。(^-^;
80年代のジャパメタ・ブームの頃からインディーズで頑張っているサーベル・タイガーから昨年脱退したギター以外の3人が、若いギタリスト2人と組んだバンド、SIXRIDE(シックスライド)のデビュー・アルバム『TICKET TO RIDE』です。
サーベル時代から下山のヴォーカルには定評がありましたが、そんな彼の歌を前面に押し出したアルバムに仕上がっています。何より日本語で歌っているのが嬉しいですね。最近の若いジャパメタ・バンドは英語で歌うケースが多く(サーベルやダブル・ディーラーでは下山もそうでしたが)、いい加減辟易していたもので。。。やはり歌詞だって曲を構成する大事な要素なんだから、ネイティブな日本語で歌うべきだと思うんですよねぇ。アンセムみたいにやればできるんですから。
と、日本語で歌うことは評価しましたが、歌っている内容はいただけません。表現したいことがあるのは良いんですが、押し付けがましいというか、説教くさいというか。。。「あんた何様?」と感じる部分もちらほら。
あと、確かに良い歌メロだとは思うんですが、いかんせん詰め込みすぎで聴いている方は息が詰まります。かつてイングヴェイ・マルムスティーンがアルカトラスのライヴでそうだったように、スキあらば歌を詰め込むという感じです。他の楽器のオブリガードやカウンター・メロディーとの相乗効果が図れるような「間」が欲しかったと思います。
とにかく、流して聞くことは許されず、ステレオと対峙して聴くことを求められるアルバムですね。あー、疲れた。
ちなみにこのアルバム、発売2週間後に定価の半値近くで中古で入手しました。ということは、うーん。。。(^-^;
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BORDER GIRL
2003年10月19日今日は趣向を変えて、ラテン系のアルバムをご紹介。既にラテン圏では大スターのパウリナ・ルビオが昨年リリースしたワールドワイドのデビュー盤『BORDER GIRL』です。そもそものきっかけは、最近話題のタリアを聴いたところ、なかなかの出来だったことで、ならば同じ系列で昨年から気になっていた彼女のアルバムを買おうと思っていた矢先、偶然中古で見つけたというわけです。
肝心の内容は、タリアのアルバムでも感じたことなのですが、世界戦略としての英語で歌われた本編の方は、サウンド的にあまりラテンを強調していないこともあいまってそれなりなんですが(KISSの「I Was Made For Loving You」をカバーしていたのには、ビックリというか苦笑してしまいましたが、個人的にはポイント高かったです。)、何曲かスペイン語バージョンが収録されていて、それらが同じオケでも随分印象が変わっていて、おもしろいと感じました。やはり、発音とかを気にしない分、歌に集中できて本来の持ち味が発揮できるんでしょうか?より情熱的といすか。。。そういえば、t.A.T.u.でも同じこと感じたっけ。
更に調子にのって、件のタリアが伝統的なメキシコ音楽のバンド形態をバックにリテイクしたベスト盤なるものをメールオーダーしたので、今から楽しみです。それについてもいずれレビューしたいと思います。
肝心の内容は、タリアのアルバムでも感じたことなのですが、世界戦略としての英語で歌われた本編の方は、サウンド的にあまりラテンを強調していないこともあいまってそれなりなんですが(KISSの「I Was Made For Loving You」をカバーしていたのには、ビックリというか苦笑してしまいましたが、個人的にはポイント高かったです。)、何曲かスペイン語バージョンが収録されていて、それらが同じオケでも随分印象が変わっていて、おもしろいと感じました。やはり、発音とかを気にしない分、歌に集中できて本来の持ち味が発揮できるんでしょうか?より情熱的といすか。。。そういえば、t.A.T.u.でも同じこと感じたっけ。
更に調子にのって、件のタリアが伝統的なメキシコ音楽のバンド形態をバックにリテイクしたベスト盤なるものをメールオーダーしたので、今から楽しみです。それについてもいずれレビューしたいと思います。
LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY
2003年10月18日秋も深まってくると、クイーン関係のCDを聴きたくなります。なぜなら、フレディー・マーキュリーの命日(1991年11月24日逝去)が近くなるからです。クイーンは、自分にとって「ロック」の楽しさを教えてくれた最初のバンドの一つということで、彼が亡くなったというニュースを聴いた晩は、レコードを引っぱり出してきて、一人飲みながら泣きました(マジ)。
で、今日の一枚は、クイーン(元ではないんですよね?)のギタリスト、ブライアン・メイが1994年にリリースしたライヴ盤『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』です。フレディーの死後、まずソロ・アルバムをリリースし、それに伴うツアーを行うという精力的な活動の中で、1993年6月15日にロンドンのブリクストン・アカデミーで行ったライブを収録したものです。クレジットが「THE BRIAN MAY BAND」とあるとおり、あくまでもバンドとしてのリリースということで、意気消沈していたブライアンの背中を押したコージー・パウエルを筆頭に、彼の盟友ニール・マーレイやクイーンのサポート・メンバーだったスパイク・エドニーにサイド・ギター、女性コーラス2名を加えた総勢7人による息のあった演奏を聴くことができます。
クイーンの曲で「あぁ、これがフレディだったら」と思うのは仕方ないにしても、それでなくとも高音が震える感じのせつない声のブライアンに歌われると、どの曲を聴いても涙腺が緩みます。特に、フレディー追悼コンサートでもピアノ弾き語り(!)で歌われた「愛の結末(Too Much Love Will Kill You)」は、涙なくしては聴くことはできません。
一方、本職のギターは全開バリバリ(死語)です。クイーンでは楽曲重視ということと、ポップな部分が強調されていたことから、ギターは押さえ気味でしたが、このアルバムでは彼が主役ですから、思う存分弾きまくっています。彼はギタリストとして過小評価されていますが、オリジナリティ溢れるギターを弾いていると思います。なにせ、あのイングヴェイ・マルムスティーンも認めるほどですから。
また、このバンドのもう一人のヒーロー、コージー・パウエルのドラムソロ「1812」まで収録されているのは嬉しいですね。彼のドラムソロは、契約の関係で、過去に在籍していたバンドのライヴ・アルバムに収録されることはありませんでしたが、ここに初めて収録されることとなりました。これも彼の男気の現れなのでしょう。(最近、MSGの『ONE NIGHT AT BUDOKAN』にもボーナス・トラックとして収録されました。) それにしても、レインボウ時代嫌っていたという「Since You’ve Been Gone」を演奏したのはどういうわけなんでしょう?実は気に入ってるとか?「You=フレディー」ということなんでしょうか?とにかく、あのキーで歌えるブライアンもスゴイことは確かです。
そのコージーも今は帰らぬ人となり、ブライアンのソロ活動はすっかり停滞しているように思います。昨年のエリザベス女王陛下即位50周年記念コンサートのオープニングでの勇姿の記憶が新しいうちに、活動を再開してほしいと願う今日この頃です。
で、今日の一枚は、クイーン(元ではないんですよね?)のギタリスト、ブライアン・メイが1994年にリリースしたライヴ盤『LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY』です。フレディーの死後、まずソロ・アルバムをリリースし、それに伴うツアーを行うという精力的な活動の中で、1993年6月15日にロンドンのブリクストン・アカデミーで行ったライブを収録したものです。クレジットが「THE BRIAN MAY BAND」とあるとおり、あくまでもバンドとしてのリリースということで、意気消沈していたブライアンの背中を押したコージー・パウエルを筆頭に、彼の盟友ニール・マーレイやクイーンのサポート・メンバーだったスパイク・エドニーにサイド・ギター、女性コーラス2名を加えた総勢7人による息のあった演奏を聴くことができます。
クイーンの曲で「あぁ、これがフレディだったら」と思うのは仕方ないにしても、それでなくとも高音が震える感じのせつない声のブライアンに歌われると、どの曲を聴いても涙腺が緩みます。特に、フレディー追悼コンサートでもピアノ弾き語り(!)で歌われた「愛の結末(Too Much Love Will Kill You)」は、涙なくしては聴くことはできません。
一方、本職のギターは全開バリバリ(死語)です。クイーンでは楽曲重視ということと、ポップな部分が強調されていたことから、ギターは押さえ気味でしたが、このアルバムでは彼が主役ですから、思う存分弾きまくっています。彼はギタリストとして過小評価されていますが、オリジナリティ溢れるギターを弾いていると思います。なにせ、あのイングヴェイ・マルムスティーンも認めるほどですから。
また、このバンドのもう一人のヒーロー、コージー・パウエルのドラムソロ「1812」まで収録されているのは嬉しいですね。彼のドラムソロは、契約の関係で、過去に在籍していたバンドのライヴ・アルバムに収録されることはありませんでしたが、ここに初めて収録されることとなりました。これも彼の男気の現れなのでしょう。(最近、MSGの『ONE NIGHT AT BUDOKAN』にもボーナス・トラックとして収録されました。) それにしても、レインボウ時代嫌っていたという「Since You’ve Been Gone」を演奏したのはどういうわけなんでしょう?実は気に入ってるとか?「You=フレディー」ということなんでしょうか?とにかく、あのキーで歌えるブライアンもスゴイことは確かです。
そのコージーも今は帰らぬ人となり、ブライアンのソロ活動はすっかり停滞しているように思います。昨年のエリザベス女王陛下即位50周年記念コンサートのオープニングでの勇姿の記憶が新しいうちに、活動を再開してほしいと願う今日この頃です。
NiNa
2003年10月17日マニアックに参りましょうか。
元プラスチックス(というより、GLAYやJUDY & MARYのプロデューサーといった方がわかりやすいですか?)の佐久間正英が、同じく元プラスチックスの島武実(作詞家)や、ジュディマリのYUKI、The B-52’sのケイト・ピアソン、元ジャパンのミック・カーンらと1999年7月に結成した「NiNa(ニナ)」というグループの唯一のアルバム『NiNa』です。
かつてNICE AGEというYMOのカバー・バンドなぞもやった私ですが、実は、当時YMOよりプラスチックスの方が好きでした。YMOの近寄りがたさよりも、プラスチックスの遊び感覚に惹かれたのです。実際、結成当時、プラスチックスのメンバーで純然たるミュージシャンは佐久間氏ただ一人。中には、仲間内でインベーダー・ゲームが一番得意という理由のメンバーもいたりして(笑)。でも、音楽のほうはすごくわかりやすくて、チープなサウンドにキャッチーなメロディー、何より日本語の歌詞が取っつきやすかったんだと思います。(YMOはインストだったり、英語詞でしたから。。。)
で、肝心の「NiNa」ですが、オープニングに続く「Super Hero」を聴いた第一印象は「プラスチックス+ディシプリン・クリムゾン?」でした。まぁ、ケイトがいるThe B-52’sも、サウンドはかなりプラスチックスに近いし、ディシプリン・クリムゾンはニュー・ウェイヴを意識していたので、当然接点はあって然りなんですが。。。
ところが、聴き進んでいく内に、あまりにもオーソドックスな内容なので、またビックリ。ところどころに「あの」特徴的なメロディーが顔を出したりしますが、基本的には歌モノのポップスといった趣きです。正直、もっとニュー・ウェイヴっぽいのを期待してたんで、そういう意味では肩すかしを食った感が強いんですが、決して内容が悪いというわけではありません。
ただ、残念なのが、ミック・カーンの存在感がほぼ皆無な点です。ジャパン時代のウネウネしたフレットレスのフレーズはほとんど聴けません。佐久間氏がデモで弾いていたフレーズ(佐久間氏の本職はベース)をミックが弾きました、程度なんですかね?また、せっかくのツイン・ボーカルもイマイチ機能しきっていないと感じました。ときどき、「おっ?」と思わせる場面はあることはありますが、「全面的に」ではありません。YUKIの幅が広がったとは思いますが。。。
もし次作があるとしたら、是非このメンバーがヘッド・アレンジでまとめた曲を聴いてみたいものです。
元プラスチックス(というより、GLAYやJUDY & MARYのプロデューサーといった方がわかりやすいですか?)の佐久間正英が、同じく元プラスチックスの島武実(作詞家)や、ジュディマリのYUKI、The B-52’sのケイト・ピアソン、元ジャパンのミック・カーンらと1999年7月に結成した「NiNa(ニナ)」というグループの唯一のアルバム『NiNa』です。
かつてNICE AGEというYMOのカバー・バンドなぞもやった私ですが、実は、当時YMOよりプラスチックスの方が好きでした。YMOの近寄りがたさよりも、プラスチックスの遊び感覚に惹かれたのです。実際、結成当時、プラスチックスのメンバーで純然たるミュージシャンは佐久間氏ただ一人。中には、仲間内でインベーダー・ゲームが一番得意という理由のメンバーもいたりして(笑)。でも、音楽のほうはすごくわかりやすくて、チープなサウンドにキャッチーなメロディー、何より日本語の歌詞が取っつきやすかったんだと思います。(YMOはインストだったり、英語詞でしたから。。。)
で、肝心の「NiNa」ですが、オープニングに続く「Super Hero」を聴いた第一印象は「プラスチックス+ディシプリン・クリムゾン?」でした。まぁ、ケイトがいるThe B-52’sも、サウンドはかなりプラスチックスに近いし、ディシプリン・クリムゾンはニュー・ウェイヴを意識していたので、当然接点はあって然りなんですが。。。
ところが、聴き進んでいく内に、あまりにもオーソドックスな内容なので、またビックリ。ところどころに「あの」特徴的なメロディーが顔を出したりしますが、基本的には歌モノのポップスといった趣きです。正直、もっとニュー・ウェイヴっぽいのを期待してたんで、そういう意味では肩すかしを食った感が強いんですが、決して内容が悪いというわけではありません。
ただ、残念なのが、ミック・カーンの存在感がほぼ皆無な点です。ジャパン時代のウネウネしたフレットレスのフレーズはほとんど聴けません。佐久間氏がデモで弾いていたフレーズ(佐久間氏の本職はベース)をミックが弾きました、程度なんですかね?また、せっかくのツイン・ボーカルもイマイチ機能しきっていないと感じました。ときどき、「おっ?」と思わせる場面はあることはありますが、「全面的に」ではありません。YUKIの幅が広がったとは思いますが。。。
もし次作があるとしたら、是非このメンバーがヘッド・アレンジでまとめた曲を聴いてみたいものです。
by myself
2003年10月16日自分でも「良く続いてるなぁ」と感心している(笑)今日の一枚は、ぐっとポピュラーにhitomiが1996年にリリースしたセカンド・アルバム『by myself』を。
実は、このアルバムを友人から借りて聴いたことがきっかけで、彼女のCDを買うようになりました。ではなぜそう思ったのか?せっかくの機会なので、自分なりに分析してみました。
1点目は、彼女の声が好きなこと。普通に歌っているときはもちろん、囁いたり、張り上げたりしても、あまり印象が変わらないんですよね。ちょっとクセはあるんですが。。。
2点目は、自身が作詞をしていて、それが充分鑑賞に堪えうること。まぁ、どこまで本人が書いているかはビミョーですが(笑)、一番驚いたのは、一人称と二人称が「わたしとあなた」ではなく「ぼくときみ」だったことです。浜崎あゆみの歌詞もそうなんですが、今の若い女の子は、ホントにこう言ってるんですかね?
3点目は、小室氏の曲が意外と少ないこと(爆)。当時は小室全盛期で、巷に溢れ過ぎなくらい彼が関係した曲が流れてましたもんね。個性というよりワンパターンな「いかにも」な曲が少なくて、抵抗なく聴けました。それでも、シングル曲はしっかり彼が手がけていて、「上手く手を抜いているなぁ」と感心したりもしましたが(笑)。。。
4点目は、彼に変わる久保こーじ氏の曲を結構気に入ったこと。ちょっとファンクがかったディスコっぽいアレンジがとても心地よいです。もちろん、打ち込み中心なのですが、ギターやパーカッション、フルートなどの生楽器の差し込み加減が良い感じ。また、私の好きなハネ系の曲が多かったのも一因なのでしょう。
さて、もともと「コムロ・ファミリーの異端児」と言われていた彼女は、サード・アルバム後にベストをリリースし、完全に彼の手を放れています。個人的には、4枚目『thermo plastic』からの渡辺善太郎とのコンビネーションの方が好みなんですが、このアルバムも思い出深い一枚であることに変わりはありません。
昨年の結婚後、表立った音楽活動をしていないのが、寂しい限りです。(B面ベストなんかいりません!)
実は、このアルバムを友人から借りて聴いたことがきっかけで、彼女のCDを買うようになりました。ではなぜそう思ったのか?せっかくの機会なので、自分なりに分析してみました。
1点目は、彼女の声が好きなこと。普通に歌っているときはもちろん、囁いたり、張り上げたりしても、あまり印象が変わらないんですよね。ちょっとクセはあるんですが。。。
2点目は、自身が作詞をしていて、それが充分鑑賞に堪えうること。まぁ、どこまで本人が書いているかはビミョーですが(笑)、一番驚いたのは、一人称と二人称が「わたしとあなた」ではなく「ぼくときみ」だったことです。浜崎あゆみの歌詞もそうなんですが、今の若い女の子は、ホントにこう言ってるんですかね?
3点目は、小室氏の曲が意外と少ないこと(爆)。当時は小室全盛期で、巷に溢れ過ぎなくらい彼が関係した曲が流れてましたもんね。個性というよりワンパターンな「いかにも」な曲が少なくて、抵抗なく聴けました。それでも、シングル曲はしっかり彼が手がけていて、「上手く手を抜いているなぁ」と感心したりもしましたが(笑)。。。
4点目は、彼に変わる久保こーじ氏の曲を結構気に入ったこと。ちょっとファンクがかったディスコっぽいアレンジがとても心地よいです。もちろん、打ち込み中心なのですが、ギターやパーカッション、フルートなどの生楽器の差し込み加減が良い感じ。また、私の好きなハネ系の曲が多かったのも一因なのでしょう。
さて、もともと「コムロ・ファミリーの異端児」と言われていた彼女は、サード・アルバム後にベストをリリースし、完全に彼の手を放れています。個人的には、4枚目『thermo plastic』からの渡辺善太郎とのコンビネーションの方が好みなんですが、このアルバムも思い出深い一枚であることに変わりはありません。
昨年の結婚後、表立った音楽活動をしていないのが、寂しい限りです。(B面ベストなんかいりません!)
NO HEAVY PETTING
2003年10月15日今日はHR/HMからお届けしましょう。UFOが1976年にリリースした『NO HEAVY PETTING』です。
UFOというのは、先日書いたマイケル・シェンカーがワールド・ワイドな評価を得たバンドで、バンド自体も彼の加入後にワールド・ワイドなバンドとなりました。なので、バンド(リーダーのフィル・モグ)は、彼に引け目があるのでしょう。「UFO」というバンド名をフィルとマイケルの共同所有にしていました。このことが、この10年間の迷走を演出することになるのですが。。。(今は、マイケルが所有権を放棄したので、新しいギタリストを入れて、活動を再会したようです。)
さて、肝心のアルバムの内容なんですが、70年代にマイケルが参加した5枚のアルバム(『PHENOMENON』、『FORCE IT』、今日の一枚、『LIGHTS OUT』、『OBSESSION』)の中では、最も地味な印象のアルバムです(爆)。かくいう私もこのアルバムだけは持っていなくて、先日ブッ○・オ○で発見し、ようやく購入したというわけなのです。で、聴いた感想ですが、決して他の4枚に引けを取らないアルバムだと思います。(というか、他の4枚も決して「捨て曲なしの名盤」だとは評価していないという。。。)
確かに、このアルバムのみ参加のダニー・ペイロネルのキーボード(ピアノ)とマイケルのギターは、はっきり言って噛み合ってません。ですが、「Natural Thing」、「I’m A Loser」、「Belladonna」、「On With The Action」、「Martian Landscape」など曲単位では印象に残っているいうことは、このアルバムが決して駄作ではなかったということの現れと言ってよいでしょう。むしろ、ラストの「Martian〜」を発展させることができれば、このメンバーで、バンドとしてもっと成長できたのではないでしょうか?
ところで、この「ペットを溺愛するな」という変わったタイトルなんですが、私はペット=マイケルと解釈しました。ドイツから英語もロクに喋れない状態でイギリスに連れてきて、フィルの部屋に居候させているペット(マイケル)を、正式にキーボードも加入したことだし、これからはチヤホヤしないぞ、という意味合いだったのではないでしょうか?結局、溺愛して失敗したようですね。。。(笑)
UFOというのは、先日書いたマイケル・シェンカーがワールド・ワイドな評価を得たバンドで、バンド自体も彼の加入後にワールド・ワイドなバンドとなりました。なので、バンド(リーダーのフィル・モグ)は、彼に引け目があるのでしょう。「UFO」というバンド名をフィルとマイケルの共同所有にしていました。このことが、この10年間の迷走を演出することになるのですが。。。(今は、マイケルが所有権を放棄したので、新しいギタリストを入れて、活動を再会したようです。)
さて、肝心のアルバムの内容なんですが、70年代にマイケルが参加した5枚のアルバム(『PHENOMENON』、『FORCE IT』、今日の一枚、『LIGHTS OUT』、『OBSESSION』)の中では、最も地味な印象のアルバムです(爆)。かくいう私もこのアルバムだけは持っていなくて、先日ブッ○・オ○で発見し、ようやく購入したというわけなのです。で、聴いた感想ですが、決して他の4枚に引けを取らないアルバムだと思います。(というか、他の4枚も決して「捨て曲なしの名盤」だとは評価していないという。。。)
確かに、このアルバムのみ参加のダニー・ペイロネルのキーボード(ピアノ)とマイケルのギターは、はっきり言って噛み合ってません。ですが、「Natural Thing」、「I’m A Loser」、「Belladonna」、「On With The Action」、「Martian Landscape」など曲単位では印象に残っているいうことは、このアルバムが決して駄作ではなかったということの現れと言ってよいでしょう。むしろ、ラストの「Martian〜」を発展させることができれば、このメンバーで、バンドとしてもっと成長できたのではないでしょうか?
ところで、この「ペットを溺愛するな」という変わったタイトルなんですが、私はペット=マイケルと解釈しました。ドイツから英語もロクに喋れない状態でイギリスに連れてきて、フィルの部屋に居候させているペット(マイケル)を、正式にキーボードも加入したことだし、これからはチヤホヤしないぞ、という意味合いだったのではないでしょうか?結局、溺愛して失敗したようですね。。。(笑)
GROOVIN’
2003年10月14日連休明けの身体のテンションを上げるためにはポップでリズミカルなものを、ということで、久保田利伸のセカンド『GROOVIN’』などいかがでしょう?
1987年のアルバムですから、「懐かしい!」と感じるとともに、気恥ずかしくなるくらいリバーブかかりまくりのバブリーなサウンドです。でも、良い曲が詰まってるんですよね〜。
シングル未収録のアルバムって曲は粒ぞろいというケースが多いんですが、聴く側に先入観がないので、バランス良く聴けるってことなんでしょうか?もちろん、作る側もシングルを収録する必要がないと感じるくらい自信作ばかりということなので、実際に良い曲も多いのでしょうが。。。
個人的には、デルモのデビュー・ライヴでもカバーした「LADY SUICIDE」で特に心躍らせましたが、当時イマイチだった「PLACE」や「一途な夜、無傷な朝」なんかにも惹かれました。やっぱり、趣味って変わるものですね。(^-^; とにかく、分かりやすさとマニアックなところが上手く同居したアルバムになっていると思います。今のR&B系サウンド隆盛の礎は、彼の功績と言って間違いないでしょう。
とはいえ、4枚目くらいからずっとご無沙汰で、久しぶりに去年の暮れに出たベスト『THE BADDEST ?』を最近聴いたのですが、スロー&メローになってしまって、ちょっといただけませんね。もうちょっとわかりやすい曲を演ってほしいものです。
1987年のアルバムですから、「懐かしい!」と感じるとともに、気恥ずかしくなるくらいリバーブかかりまくりのバブリーなサウンドです。でも、良い曲が詰まってるんですよね〜。
シングル未収録のアルバムって曲は粒ぞろいというケースが多いんですが、聴く側に先入観がないので、バランス良く聴けるってことなんでしょうか?もちろん、作る側もシングルを収録する必要がないと感じるくらい自信作ばかりということなので、実際に良い曲も多いのでしょうが。。。
個人的には、デルモのデビュー・ライヴでもカバーした「LADY SUICIDE」で特に心躍らせましたが、当時イマイチだった「PLACE」や「一途な夜、無傷な朝」なんかにも惹かれました。やっぱり、趣味って変わるものですね。(^-^; とにかく、分かりやすさとマニアックなところが上手く同居したアルバムになっていると思います。今のR&B系サウンド隆盛の礎は、彼の功績と言って間違いないでしょう。
とはいえ、4枚目くらいからずっとご無沙汰で、久しぶりに去年の暮れに出たベスト『THE BADDEST ?』を最近聴いたのですが、スロー&メローになってしまって、ちょっといただけませんね。もうちょっとわかりやすい曲を演ってほしいものです。
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THE BEST OF BLONDIE
2003年10月13日今日は雨。こんな日はどこにも出かけたくないですね。
というわけで、今日は、中学時代よく聴いた懐かしのブロンディのベスト『軌跡!THE BEST OF BLONDIE』なんぞを。
とかくニューヨークのパンク/ニューウェイブの一派と見られがちな彼らですが、こうしたベスト盤を聴いてみると、初期こそそういう部分が強いものの、徐々に音楽性の幅を広げていったことがわかります。実際、「夢見る?1」はカリプソ、「コール・ミー」はディスコですから。。。そういえば、ラップを初めて聴いたのも「ラプチュアー」だったと思います。
全米ナンバーワンヒットを4曲も収録しているこのアルバムですが、残念ながら82年には解散してしまいました。(99年に再結成して、先日も来日しましたね。)
ボーカルのデビー(デボラ)・ハリーがバンド解散直前にシックと組んだソロ・アルバム『予感(KOOKOO)』もオススメなんですが、それはまた別の機会に。
というわけで、今日は、中学時代よく聴いた懐かしのブロンディのベスト『軌跡!THE BEST OF BLONDIE』なんぞを。
とかくニューヨークのパンク/ニューウェイブの一派と見られがちな彼らですが、こうしたベスト盤を聴いてみると、初期こそそういう部分が強いものの、徐々に音楽性の幅を広げていったことがわかります。実際、「夢見る?1」はカリプソ、「コール・ミー」はディスコですから。。。そういえば、ラップを初めて聴いたのも「ラプチュアー」だったと思います。
全米ナンバーワンヒットを4曲も収録しているこのアルバムですが、残念ながら82年には解散してしまいました。(99年に再結成して、先日も来日しましたね。)
ボーカルのデビー(デボラ)・ハリーがバンド解散直前にシックと組んだソロ・アルバム『予感(KOOKOO)』もオススメなんですが、それはまた別の機会に。
ウクレレマン
2003年10月12日残念ながら、今日のフルパラには行けそうもないので、おそらく今頃演奏しているであろうリトル・ジャイブ・ボーイズの『ウクレレマン』を今日の一枚にしましょう。
ウシャコダの藤井さんがインディーズで別にやってるバンドなんですが、以前対バンさせていただいたB−トラクターズ経由で購入しました。1曲目の「ロイヤルサワー」は郷土料理の奈良田の名物メニューで、Bトラの伴さんがレクチャーした甲州弁が炸裂する「ど」ファンクです。
それ以降は、タイトルどおりウクレレ中心のほのぼのしたサウンドです。ま、ちょっと季節外れの感もありますけどね。。。(^ー^;
ウシャコダの藤井さんがインディーズで別にやってるバンドなんですが、以前対バンさせていただいたB−トラクターズ経由で購入しました。1曲目の「ロイヤルサワー」は郷土料理の奈良田の名物メニューで、Bトラの伴さんがレクチャーした甲州弁が炸裂する「ど」ファンクです。
それ以降は、タイトルどおりウクレレ中心のほのぼのしたサウンドです。ま、ちょっと季節外れの感もありますけどね。。。(^ー^;
JOY LOVE HAPPINESS
2003年10月11日今日の一枚は、mimi(宮本典子)が1999年にリリースした『JOY LOVE HAPPINESS』です。
この数年で、日本でもR&B系の音楽が急に増えましたよね。宇多田ヒカルとかMISIAとか。今一番元気なジャンルなのではないでしょうか?ただ、さすがに数が多すぎだし、個人的にはイマイチ好みではないんですよね。テンポがミディアム系ばかりだからか、喉だけで軽く歌ってるように聞こえるからか、定かではありませんが。。。
で、このmimiなんですが、彼女こそがこの手のジャンルの元祖ということらしいです。元グラハム・セントラル・ステーション(チョッパー・ベースの元祖ラリー・グラハムのバンド)ということで、海外で最初に評価されたわけですが、確かに音を聴いているだけでは、日本人の歌とは思えません。もちろん、彼女の歌にしても、前述のとおり肩の力を抜いて軽く歌っているようなのですが、やはり深みが違うと感じました。抑揚を付けることで深みを出すことはまだ簡単なのかもしれませんが、淡々と歌う中で深みを出すことは至難の業ですよね。そんな「年季」を感じさせます。プリンスのカバー「1999」も意外性があっておもしろいですね。あ、もっとも、数年前プリンスのバックでラリー・グラハムがベース弾いたんで、意外ではないのかも。。。
この数年で、日本でもR&B系の音楽が急に増えましたよね。宇多田ヒカルとかMISIAとか。今一番元気なジャンルなのではないでしょうか?ただ、さすがに数が多すぎだし、個人的にはイマイチ好みではないんですよね。テンポがミディアム系ばかりだからか、喉だけで軽く歌ってるように聞こえるからか、定かではありませんが。。。
で、このmimiなんですが、彼女こそがこの手のジャンルの元祖ということらしいです。元グラハム・セントラル・ステーション(チョッパー・ベースの元祖ラリー・グラハムのバンド)ということで、海外で最初に評価されたわけですが、確かに音を聴いているだけでは、日本人の歌とは思えません。もちろん、彼女の歌にしても、前述のとおり肩の力を抜いて軽く歌っているようなのですが、やはり深みが違うと感じました。抑揚を付けることで深みを出すことはまだ簡単なのかもしれませんが、淡々と歌う中で深みを出すことは至難の業ですよね。そんな「年季」を感じさせます。プリンスのカバー「1999」も意外性があっておもしろいですね。あ、もっとも、数年前プリンスのバックでラリー・グラハムがベース弾いたんで、意外ではないのかも。。。
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