SONGS IN THE ATTIC

2003年10月27日
今日の一枚は、残念ながらライヴ活動は止めてしまったビリー・ジョエルが1981年にリリースしたライブ・アルバム『SONGS IN THE ATTIC』を。
私が初めて購入した彼のアルバムは、前作の『GLASS HOUSES』だったんですが、あまりの素晴らしさにすっかりファンになってしまいました。で、次のアルバムを楽しみにしていたところに初のライブ・アルバムですから、これは期待せずにはいられませんよね。ところが、フタを開けてビックリ!当然グレイテスト・ヒッツ・ライブを予想していたところに、『THE STRANGER』で大ブレイクする前の初期の4枚から選ばれた、ヒット曲を一切(「PIANO MAN」や「NEW YORK STATE OF MIND」さえ)含まないマニア向けのアルバムだったのですから。。。
データを見ると、前作の国内ツアーからの抜粋のようなので、各地でのコアなファン向け(ある意味でヒット曲を演奏せざるをえないことへの自身のガス抜き)のコーナーをよりすぐったものなのでしょう。なので、演奏は気合充分だし、ビリーの歌も素晴らしい出来です。
当時は何故こんな選曲なのか納得できなかったのですが、自分で曲を書くようになってから、少し理解できるようになりました。作り手にとっては、どの曲も可愛い我が子のようなもので、特定の曲ばかりが取り上げられるのは不本意なのです。「PIANO MAN」「JUST THE WAY YOU ARE」「MY LIFE」「YOU MAY BE RIGHT」だけじゃないぞ、ということなのでしょう。「ATTIC=屋根裏部屋」にしまい込んだ昔の宝物に再び巡り会えた気分です。と言いたいところですが、当時の自分にとっては、全部新曲と同じだったんですけどね。。。(^-^; 個人的には「THE BALLAD OF BILLY THE KID」がお気に入りですね。
自分にとって、数少ないライヴを観た外タレ(死語)なんで、是非またライヴ演って欲しいのですが。。。

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